今回は、私が飼育しているクレステッドゲッコーのシュワ♂がフロッピーテールになってしまったので
その原因と対策、なってしまった時の対処方法をご紹介します。
フロッピーテールとは
フロッピーテールとは、頭をした死にた状態で長時間いることで、
写真のように尻尾が重力で下に落ち、尻尾の付け根の部分が曲がってしまう病気です。
また、フロッピーテールにかかると、
写真のように、尾の付け根が曲がった状態になってしまいます。
(酷くなると、この状態のまま治りません)
よく言われている原因
飼育ケージが狭すぎる
飼育ケージが狭いと尻尾をのびのびと伸ばすことができず、
尻尾が曲がる原因になってしまいます。
お気に入りの休める場所がない
クレスが睡眠(休む)場所として、地面と平行になっている部分がないと
ケージの壁に頭を下にした状態で張り付いてしまい、尻尾が重力により90度に曲がってしまいます。
また、シェルターが設置されていないのがフロッピーテールの原因としてよく言われています。
レイアウトが気に入らない
地面と並行の部分を用意していても、レイアウトが気に入らなければその場所で休まずフロッピーテールになりやすい状態になってしまいます。
以上の3つがよく言われている原因です。
カルシウム不足も挙げられますが、シュワの場合カルシウムは毎日与えていたので関係は薄いと思います。
フロッピーテールになってしまった時の対策
飼育しているクレステッドゲッコーがフロッピーテールになってしまったら、
すごく心配になると思いますが慌てずに今から紹介する方法を試して見てください!
その子に合った方法が見つかれば2〜3日で症状は改善します
原因と見られるものを取り省く
- ”それ”があると尻尾が曲がった体勢でいてしまう
- ケージの中がごちゃごちゃしていてケージが狭くなっている
(ケージが物でごちゃごちゃしていると、尻尾が伸ばせません)
という場合は、ケージの中の物を取り省いて見てください
止まり木を変えてみる
当たり前ですが、
小さいうちは体の大きさに合っていた止まり木も、体が大きくなると合わなくなります。
また、体の大きさに合っていても個体が気に入らなければ、木で休まなくなりケージの壁に張り付いてしまいます。
なので、もし止まり木で休むことが少なくなったら、止まり木を変えて見てください
飼育ケースを変えてみる
ケージが狭いと、写真のように尻尾をのびのびと伸ばすことができません。
もしも、ケージが小さそうだなと感じたらケージを大きものに変えて見てください
目安としては、クレスはよくジャンプをするので、
思いっきりジャンプができるくらいの広さを確保してあげてください。
ちなみに、よく使用されているのは「グラステラリウム3045」です。
サイズは幅34.5cm×奥行き34.0cm×高さ48.5cm
すでにこちらを使用されている方は、もう一段大きめの「グラステラリウム4560」を使用して見てください
サイズは幅46.5cm×奥行き46.5cm×高さ62.5cm
シェルター(隠れ家)を設置またはシェルターを変えてみる
シェルター(隠れ家)が個体の大きさに合っていない場合は、尻尾が曲がった体勢でその場所で休むことになるので変えて見てください。
また、先ほども紹介しましたが、シェルターや隠れる場所、暗い場所がないことがフロッピーテールの原因として一番言われていることなので、
もしもまだシェルターを設置していない場合はシェルターを設置して見てください。
※シェルターに関しての記事は後ほど上げようと思います
飼育ケージのこまめな清掃
クレステッドゲッコーはフンがある場所では休まないので、
もしお気に入りの休む場所がフンやおしっこで汚れている場合は掃除をしてあげてください。
また、そうならないように普段からこまめに掃除をしてあげることが大切です。
シュワ♂のフロッピーテールの原因
シュワ♂の場合、毎日観察をしていましたが、
「ある日突然フロッピーテールの症状を発見した」という感じでした。
止まり木もしっかり用意し、隠れる部分も用意していたのですが、
大きくなったシュワくんには、この止まり木が少し細く、
休まる場所として成立していなかったのかもしれません💦
その為、写真のようケージのガラス面に止まり、尻尾が曲がった状態で長時間いたり、
狭い場所で体を休めることで、尻尾が曲がった状態が続いて、
フロッピーテールになってしまったのではないかと思います。
シュワ♂のフロッピーテールを治した方法
シュワの場合、止まり木をも少し大きいものに変えてあげたことで、
フロッピーテールの症状は治りました。
ただ、尻尾の付け根の部分はまだ曲がっているように感じます💦
上から見るとこんな感じなんですが、
止まり木を変えてあげただけで、よくここで休むようになり、
壁に張り付いても尻尾は曲がらなくなりました。
追記
早めの対策により写真のように尻尾の状態は良くなりました!
止まり木の地面と平行な部分(写真のシュワが休んでいる部分)にうんちをした場合、うんちを避けるようにその部分で休まなくなります。
なので、止まり木を変えてもこまめな掃除が大切になってきます。
また、大きめのウェットシェルターを置いてあげたら、そこの中で休憩をする姿も見られました✨
まとめ
飼っているヤモリがフロッピーテールになってしまったら、
- 原因となっているものを取りはぶく
(私の場合、細い止まり木・ドクロのオブジェ) - 休みやすい場所を作ってあげる
(大きめのシェルターを入れる) - 止まり木を変えてみる
(もう少し太い木にする・地面に対して平行になるような場所を高い位置に作る) - こまめな清掃
(特にお気に入りの休む場所部分にフンなどをしている場合)
などの対策を取ることが大切です!
少しでも参考になれば幸いです★